私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

都知事をめぐる奔走についての考察

約 5 分

舛添要一氏が6月17日に辞職した。

 

 

退職金は2200万円ともいわれ、都民にとってはさらに怒りが募ることであろう。

 

 

 

舛添氏は擁護のしようがない。

やめるという結果はやむなしと思う。

 

 

 

 

ただ、思い出して欲しいのが、この男は「総理大臣になってほしい人」ランキングで前に一度一位となった人であり、都知事選にも圧勝した人間であるということなのだ。

 

 

 

 

 

 

「民主主義」はあまりに危険だということに多くの人が気づいていない。

 また同じ繰り返しを引き起こすことは目に見えている。

 

 

 

 

まずこの民主主義の危うさに気づくことから「まっとうな大人」であるための第一歩が始まると私は考えている。

 

 

 

 

 次の都知事選や政治家選びにおいて我々が心得ておくべきことについて今日は書いてみた。

 

 

1.「一人1票」という平等性に対する懐疑

 

中学時代に日本史を習った人なら、日本が元々制限選挙だった時代があったことはご存知かと思う。

 

 

 

税金を沢山収めている男子にしか投票権がなかったのだ。

15円という記載があるが、当時の物価で考えると相当な額だったようだ。

 

 

 

 

「なんてひどい制度だ」

と中学時代の私は教科書を見ながら思っていた。

 

 

 

 

1925年に普通選挙権が法律によってすべての男子に与えられた。

そして、1945年には、男女すべてに普通選挙権が与えられた。

 

 

 

「これで今のようないい制度になったんだな」

 

と思っていた。

 

ただ、この考えは間違いであることを大人になり知った。

 

 

 

今のほうがひどい時代ではないかと。

 

 

 

 

本当に全員に1票を平等に与える制度がいいのか?

 

この制度のせいで、舛添要一が生まれたことに何も思わないのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何が言いたいのかというと、舛添要一をあなたは憎んでいるかもしれないが、これは、民主主義という制度が生み出した一つの象徴でしかないということである。

 

 

 

 

木を見て森を見ずというべきか。

 

 

 

 

本質的なガンは、彼のような人間を選び出してしまう制度に有るというのが私の考えである。

 

 

 

民主主義とは、

何も努力しないバカと四六時中思索にふける天才が同じ力を与えられるというとんでもなく危険な制度なのである。

 

 

 

 

 

 

 

舛添要一という人間は、直接民主制で選ばれたということは、都民の知性レベルの平均値があの男と同等ということを示してしまったに過ぎない。

 

 

 

 

 

 

すべての人間を横一千に並べることを至上とした大衆社会の危うさに今回の件をきっかけに多くの人に気付いてもらいたい。

 

 

 

そして、少しでも懸命となる努力をすれば、ああいう政治家は選ばれることはないだろう。

 

 

  

 

 

 

2.政治は分からなくて良い

 

そうはいいつつ「政治は分からなくて良い」というのが私の見解である。

 あれは、素人が首を突っ込む世界ではないのだ。

 

 

 

 

ただ、民主主義制度を明日からなくすことは出来ない。

 

そこで、我々がわからない中でできることをしなくてはならない。

 

 

 

もう一度舛添要一のような人間を選んではいけないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

どうするのかというと

 個人的な最適解は、「選んではいけない人」を除いて残った人から選ぶという方法が今できる最善策である。

 

 

 

 

 

逆に最もいけないパターンが「テレビに良く出ているから」という理由で投票に行くことだ。

 

 

 

 選んではいけない人とは「テレビに良く出ている人」である。

 

 

 

 

 

 

そんなことでえらんだことねえよ

と多くの人がいうかもしれない。

 

 

 

 

 

だが、それ以外で逆に大衆が選ぶ要素はあるのだろうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し具体的に見てみよう。

 

 

 

 

橋下徹氏はご存知かと思う。

行列のできる法律相談所』からブレークし、政界へ転身した人だ。

 

 

 

 

 

 

ネットやテレビ、新聞においての橋本人気というのはすさまじく、いずれ総理大臣になる男と言われている。

 

 

 

 

 

 

 

 

では聞きたいが、あの人が何をした人かちゃんと説明できる人がどの程度いるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

「学校給食を復活させた」

 どっかのおっさんと口論していた

  毎日新聞とバトルしていた

 

 

ということを思い出せる程度かもしくは答えられないひとがほとんどだろう。

 

 

 

 

なぜなら、本当にこの人が人気な理由は「テレビに良くでている」以外にないからである。

とにかくメディア露出があの人は多く、ある種悪魔的な天才である。 

 

 

 

 

 現実的には、今後10年以内にあの人がとても人気になる瞬間が来るであろう。

 その時社会は間違いなく、停滞しており、「カリスマ」に権力を譲渡しようと試みると思われる。

 

 

 

 

 

 

そして、舛添要一に同じく権力を与えすぎた結果悲惨な末路を迎える。

 

 

 「悲惨」というのは、こういう無駄遣いや恐怖政治などいろんな形態があることは補足しておきたい。

 

 

 

 

とにかく「知性」を磨き出来る限りまともな人を選ぶ心がけが必要だ。

 

 

 

 

 

3.民主主義はバカが得する制度

 

 

もう言ってしまうが、民主主義はバカが得する制度なのである。

全然いい制度ではないのである。

 

 

 

バカなのにアタマのいい人と同じ力が民主主義というフィールドでは手に入ってしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

私の願いは、ひとりでも多くの人に民主主義に疑いを持ってもらうことだ。

 そして、その疑いを持つためにこういった民主主義の危険性をさけんだ名著をぜひ読んでもらうことを願う。

 

 

 

 

 

今後読んでおくべき政治についての名著を紹介してみるので良ければ読んで欲しい。

 

 

 

「改革」「革命」を叫ぶ人間を信頼してはいけないことを学べる一冊

ハンナ・アーレント『革命について』

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 おもしろきことなき世を面白く

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