私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

『徒然草』で兼好法師が教えてくれる大切なこと〜教科書にはのっていないけど〜

約 5 分

つれづれなるままに、日ぐらし

 

 

 

 

で始まる名作といえば、兼好法師の『徒然草』だが、実は、この作品は、現代のバカに共通することを幾つも列挙してくれている。

 

 

 

今日は、それを少しご紹介したい。

 

 

1.時間=命という発想の致命的欠如

第108段

 

寸陰惜しむ人なし。これ、よく知られるか、愚かなるか。愚かにして怠る人のために言はば、一銭軽しといへども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の一銭を惜しむ心、切なり。

 

 

 

 

 

一寸の光陰軽んずべからず。少年老い易く学成り難しということを述べた朱熹という人物に似ている。

 

 

要するに、一瞬の時間を「僅かな時間」と捉える人と「貴重な時間」と捉える人がいるとのこと。

 

 

 

そして、この捉え方の違いが、両者に致命的なまでに大きな違いをつけるとのこと。

 

 

 

之は、大いに共感できるはずだ。

 

 

「今日くらい飲みに行こうぜ」

 

「今日だけ休んでも大丈夫でしょ」

 

 

 

という人間たちはもちろんのことテレビを見て休日を潰す人間や飲み会に平気で3〜4時間を費やす人間たちはまさにそうだ。

 

 

 

 

 

こういう人間たちというのは、基本的に会議でも無駄な話を放り込んでは多くの人の時間を奪うような害毒だ。

 

 

 

 

 

 

確かに10分や15分、いや1日といえどサボろうが人生はすぐには変わらないことは事実かもしれない。

 

 

 

しかし、その気の緩みこそが「時間を無駄にした事実」以上に重いのだ。

 

 

 

兼好法師は以下のように続ける。

 

 

ただ今の一念、空しく過ぐることを惜しむべし。

 

 

 

 

これは、一瞬を無駄にし続けるといつの間にか死ぬということを含蓄している。

 

現代の兼好法師といえば利根川なのだが、今日は大槻で

www.youtube.com

 

 

 

2.友だちはいらない

 

 

「お前はまた友達がいらないか。くどいな」

 

 

 

 

そうだ。くどいのだ。

何回も書いてきた。SEOで「友達 いらない」と入れてみたところ3番目にこの記事がヒットした。よければワンクリックしてgoogleにプッシュしてあげてほしい。

 

 

book-shohyou-blog.hatenablog.com

 

 

 

Google先生も私の主張をようやく認めだしたというとこか。

 

実は、兼好法師も「友達は不要」と述べている。

 

 

 

方丈記』もそうなのだが、学校の教育というのは如何せんこういう素晴らしいことが書いてあるところを教科書に載せない。

 

 

 

第75段

つれづれわぶる人は、いかなる心ならん。まぎるるかたなく、ただひとりあるのみこそよけれ。

世にしたがヘば、心、外の塵に奪われて惑ひやすく、人に交れば、言葉、よその聞きに随ひて、さながら、心にあらず。

 

 

 

 

 

長いのでこれくらいにしておく。

 

 

「つれづれわぶる人は、いかなる心ならん」というところは核心をついていて「なんでひとりきりでいるのが寂しいんだよバカ」兼好法師は始める。

 

 

 

 

主張のコアは「友達がたくさんいると自分を見失う」というものだ。

 

 

 

 

そして、世間の仕組みに従って生きようと思うことで、自分を見失う兼好法師は続ける。

 

 

 

 

個人的に、私は、なにか目的が有るなら集団の中に入っていくことを否定はしない。

 

 

「出世がしたい」

「あの女の子がかわいい」

 

 

なんでも良いのだ。

 

 

 

 

 

ただ、「なんとなくさみしいから」とか「なんとなく退屈してたから」といった考えで、人々と行動をともにしていたのならギュスターヴ・ル・ボン『群集心理』を2万回写経しなくてはいけない。

 

 

 

 

その集まりであなたの「不安」や「もどかしさ」は決して晴れない。

 

 

 

 

 

 

もういいかげん飲み会にいくのをやめたらどうだ?

 

 

3.気づけば死ぬ

 

1でも2でも少しのべたことだが、『徒然草』は何度もこのことを述べる。

目先のことを大切に出来ない人間は日々を無駄に塗りつぶし、やがて死ぬと。

 

 

 

 

兼好法師いわく、愚か者は自らの生を「永遠につづくもの」と錯覚するとのこと。

 

 

一方で、

 

 

 一瞬一瞬を燃え上がるように生きる人間は違うはずだ。

必然的に1分を惜しむし、それゆえに一人になる時間が多くなるはずだ。

 

 

 

 

 

 

「燃え尽きるように必死に生きる」という気迫が現代人には失われた。

これは、日本が平和だからなのだと思うが、つまらない世の中だ。

 

 

 

 

 あしたのジョーの最終回を見たほうが良い。

www.youtube.com

 

 

あなたは『あしたのジョー』を見てもまだ金の蔵で合コンがしたいのか?

まだ、スマホでゲームがしたいのか?

 

 

 

 

 

 それはもう病気としか言いようが無い。

 

 

 

「あの大関まじきめえ」とか「あいつ加齢臭やばくない?」といったことを10年後OL達に言われるのが本望ならそう生きればいい。

 

 

 

 

 

 

おもしろきことなき世を面白く

 

f:id:zyunn14641:20160517231940j:plain

www.amazon.co.jp

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)