私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

現代の人々が死よりも恐れる1つのこと

約 6 分

「死」

 

 

 

 

それは、我々人間が最も恐れるものとされている。

しかし、「大衆」と呼ばれる人々がそれ以上に恐れるものがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キルケゴールによれば、それは、「一人で勝手なことしやがって」と他者から思われることだという。

 

 

 

今日は、多くの人が何故か恐れるキルケゴールの『現代の批判』を読んで考えてみた。

 

 

 

 

1.世の中で「正しい」とされてることに共通してること

 

新入社員の入社シーズンになると、「同期は大切にしましょうね」なんて声が会社中を駆け巡っている。

 

 

 

 

あれを聞くだけで、蕁麻疹がでてきそうになるが、まあそれはおいておいて。

 

 

 

 

 

 

私のように「なんで大切にする必要があるんですか?」と真顔で聞き返すような人間はそう多くない。

 

だから、基本的に「仲良くした方がいい」という伝染病はあっという間に伝播する。

 

 

 

 

 

 

そういう奴にキケロの『友情について』を与えたいが、私の貯金はもたないし、大日本印刷の印刷機が擦り切れることとなるだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

他にも20代後半になると出てくる結婚ラッシュなんかも大衆が「正しい」としていることだ。

 

 

「幸せそう。私もしたい」

 

と男も女も言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今上げた2つの例は一見関係がなさそうに見えるかもしれない。

しかし、共通点がある。それは、すべて「水平化にむけた活動」ということだ。

 

 

 

「水平化」の特徴とは、特に「理」はないが、あまりに多くの人が信じていることである。

 

 

 

 

 

 

 

考えてみれば、「私も〜したい」とか「一緒に〜しよう」という気持ち悪い人間で街は溢れかえっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キルケゴール「バカでも数さえ集まればもっともらしく見える」という旨の言葉を残したが、まさにそのとおりだ。

 

 

 

 

 

 

飲み会という「この世で最も不要な会合」はまさにその代表例で、大衆が集まって、日本人の文化だと言わんばかりに、頭の悪い活動を正当化している。

 

 

 

 

 

だが、人数が多いので、「正しい」とされてしまう。 

 「正しい」という言葉は「正しい」を意味しているのか?

 

 

 

 

 

 

2.何もかも水平化したいのが大衆

 

 

一流企業に入って、30年の住宅ローンを借りる。

 

 

そして、結婚をし、子どもは2人。

 

 

平日は、付き合いで添加物が山盛りのチェーン居酒屋に行き、休日は、イオンモールでこれまた添加物が山盛りの回転寿司で食事をする。

 

 

 

 

 

 

 

想像ではあるが、大衆の歩む人生について書いてみた。

もう何回も書いてて恐縮だが、、、、

 

 

 

 

 

 

 

「大衆」は上記の生き方以外許容できない人たちだ。

 

 

 

 

 

 

 

そういう人達が、周囲にBMWやベンツにのり、高級ホテルのランチに行くような夫婦を見れば、殺意を抱く。

 

 

 

 

 

 

別に「BMWが良い」と言いたいのではない。

 

 

 

私が問いかけたいのは、「みんなと同じでない人」に対する圧倒的敵対心と、退廃的な大衆という枠組みから抜け出したいと思わない愚かさはどこからわいてくるのかということである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その答えは冒頭に書いたが、

 

 

「一人で勝手なことしやがって」と思われないように生きなければ、死より恐ろしい物があると盲信しているからだ。

 

 

 

 

 

 

「みんなが〜しているから」と言う理由で行動している人間は、「〜くんもゲームボーイアドバンスもってるから僕もほしい」と言っている小学生並の知能なのかもしれない。

 

 

 

 

3.世の中で最も求められているが最も不要な能力

 

 

「社会性」という能力がある。

 

多くの人に疑いを持たれることなく素晴らしい能力とされている。

 

 

 

時に、「コミュニケーション能力」といいかえられたり、「協調性」ともいわれる。

 

 

 

 

 

ただ、キルケゴール「社会性こそ人心を退廃させる」と言い切る。

 

 

 

 

今就職活動をしている人間が必死になってかき集めようとしているが見ていて哀れみの感情を抱く。

 

自己分析本なんかブックオフに売って、買ってもらいたい一冊だ。

 

 

 

 

 

 このキルケゴールの考え方に私は唸った。

 

唸るあまり、エンドルフィンが脳内を駆け巡っている。

 

 

 

 

 

 

なぜ唸るかというと、ギュスターヴ・ル・ボンが『群集心理』で述べたことを聞けば納得いただけるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

ギュスターヴ・ル・ボンが言うには、「如何に優秀な個人であろうと、一度集団に入れば、その人間の能力は著しく低下する」とのこと。

 

 

 

 

 

例えば、「一緒にランチ」なんてことをしている人間は「社会性」があるのだろうが、能力が高いとは到底思えない。能力を低下させたいとしか思えない。

 

 

 

「彼氏がだめでー」とか「昨日〜と〇〇したわ俺」

 

 

の会話一辺倒。

 

 

 

 

 

そこに、岩波文庫が入ってくる余地はなく、新書の話題すら入ることはない。 

 

 

 

 

キルケゴールの言葉を借りれば、「社会性」なんてものを磨こうものなら、それは、「退廃的」生き方に片足を突っ込んでいるということだ。

 

 

 

 

改めてになるが、

 

 

 

 

 

もっと「逆張り」をしなくてはならない。

 

 

 

 

 

天邪鬼だと言わせておけばいいのだ。

 

 

「お前は一生UNIQLO着てろ!!!」と言い返してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなと同じが快楽」では、退廃的になっていく。

「大衆」と一緒にいては、退廃的になっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひとりで勝手なこと」をどんどんしていかないといけない。

 

 

 

 

 

もちろん「みんなと同じ」に命を張る人間にはわからないだろうが、、

 

 

 「狂気の沙汰ほど面白い」のである。

 

 

おもしろきことなき世を面白く

 

 

 

 

 

 

 

p.s

 

読書会を4月17日と24日に銀座で行う予定です。

まだ、両日とも空きがありますので、「今の時代に違和感がある人」は是非参加してみませんか。

 

「友達」にはなれませんが、、、、

 

 

 

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