私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

テレビを見る人が陥る思考法 〜テレビについて考えてみる2〜

約 5 分

今回もテレビについて書きました。

 

 

ネットが隆盛する現代ではありますが、「テレビ」の影響力は相変わらずですよね。

 

 

 

 

 

世帯普及率は相変わらず、圧倒的なのは以下のグラフを見てもわかるかと思います。

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Youtubeなどに転載されているものも大概はテレビから持ってきたものであることがほとんどです。

 

 

 

 

 

 

それほどまでに浸透しているテレビですが、テレビから出てくる情報は「そんなにありがたいものではない」と思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回も触れましたが、テレビは「如何に多くの人にみてもらうか」という極めて大衆迎合的要素が強固な媒体です。

 

 

 

 

 

 

 

そのテレビを見続けているとどういう人間になるかを2つの観点から考えてみました。和田秀樹氏の『テレビの大罪』を基にしています。

 

 

 

1.「属人思考」にする

 

和田氏いわく、テレビ番組は「何を言ったか」より「誰が言ったか」を極めて重視するといいます。

 

 

 

 

 

具体的に言えば、「大学教授」「政治家」といった権威を多用し、視聴者のを取り込みます。

 

 

 

 

 

「原発は安全です。」

 

「年金はもらえます。」

 

「消費税を上げないと財政が持ちません。」

 

 

 

これらのウソは明らかなのに、「専門家が安全と言っている。だから安全」と未だに信じている日本人は多いです。

 

 

 

 

何も「専門家の言うことを信じるな」と言いたいのではありません。

 

 

 

 

 

何が言いたいかというと「テレビでは一面的にしか物事を知ることが出来ない」というアタリマエのことです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、「テレビが言っていたから」が行動規範の人は「自分で考えるプロセスが欠落している人間」なのです。

 

 

 

 

 

普段、政治家や教授といった権威を「あいつらは、世の中を何もしらない」と言って叩いておきながら、いざとなれば、

 

 

 

 

 

 

「専門家が言ったから」

「政治家が言ったから」

 

 

 

 

 

 

を根拠に物事を考えているというのは虫がよすぎるというしかありません。

 

 

 

 「自分で考えなくてはならない」ただそれだけのことです。

 

 

2.「感情的」にする

 

テレビは、視聴者を「感情的」にします。

 

 

 

 

 

 

 

「感情的な人間」というのは、「自分の体験や感情を普遍的真理として一般化する人間」のことです。

例えば、「俺が〜したことあるから、〜である」とか「〜はムカつくから、〜だ」といったものです。

 

 

具体例を挙げます。

 

 

 

 

 

 

 

「公務員が多すぎる。(俺の給料より高いし、安定してるのはムカつくから)もっと減らせ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 実際のところ「公務員が多いから減らせ」は多くの人が抱いているかもしれません。

しかし、それは、テレビを筆頭にメディアの煽りに感情を掻き立てられている感情論です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 感情的な人は、無意識に自分の感情を普遍的真理としています。

 

 

 

 

 

 

 

繰り返しになりますが、この怒りの体験はテレビ局が作ったものです。

大衆の「怒り」を利用するというのはテレビが使う常套手段です。

 

 

 

 

 

 

 

 

事実はどうなのか。

少し古いですが、OECDのデータを見てみましょう。ここからわかるのが、日本人の公務員数は全労働人口に比べてむしろ少ないといえます。

 

 

 

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現在は、新卒が絞られているので、もう少し割合が減っていると思います。

 

 

 

 

 

 もちろんこのデータだけでは、一概に結論付けられませんが、「テレビが公務員を減らせと煽っているから公務員は減らすべきだ」と考えている人の安直さは恐ろしいと言わざるを得ません。

 

 

 

 

 

 日本の公務員は多くないのです。

 

 

 

 

 

むしろ「雇用を減らして生活保護受給者数が増える現在」よりは「公務員を増やすほうが、税収を増やし、支出をへらす」という考えに基づいた策を取るのもありなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「感情的な人間」は「物事の本質が何も見えない」のです。 

 

 

 

 

3.まとめ

 

 

考えずに、人に委ねること。

考えずに、感情に任せること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一言で言えば、 

「狂気」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、「考える事=テレビを見ること」だと思っている人がかなりの割合でいる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 これまた

 

「狂気」

 

 

 

 

 

 

 

 

「考える」とは「物事を複眼的に捉え、ある一つの仮説を形成する過程」を指します。

 

 

 

 

 

決して、

 

「ミヤネ屋を見ること」

 

「ヒルナンデス!見ること」

 

「ひるおび!を見ること」

 

 

ではありません。

 

 

 

 

そして一つ見ただけで普遍化してはいけないのです。

 

 

 

「テレビの見過ぎは思考力を奪いうる」と言っても良いかもしれません。

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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