私は高杉晋作

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私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

なぜ「働きたくない」のか?2 〜「働きたくない人」がすべきこと〜

「働きたくない」若者が増加している。

 

 

 

 

下記記事によれば、若者の3割が「できれば働きたくない」と答えた。

そして、7割の働く目的が「安定した収入のため」という結果のようだ。

 

 

 

これは、「働くこと」をかなり後ろ向きに考えている若者が増えていることを示している。

 

 

新渡戸稲造がのべた「食うために働くは畜生なり」という言葉が正しいとすれば、畜生が急増している世の中だ。

 

www.nikkei.com

 

 

 

 

 

以前、「労働」と「仕事」の違いを分析することで、「なぜ働きたくないのか?」について考えた。

今日は、別の角度から日本人の「仕事観」を紐解き、「なぜ働きたくないのか」について今一度考えてみた。

 

book-shohyou-blog.hatenablog.com

 

 

 

 

 

1.「働く」とは極めて尊い行為〜仏教観より〜

日本には、古来から宗教が大きく分けて2種類ある。

 

 

 

それは、仏教と神道であるが、まずは、仏教がもつ「仕事観」について調べてみた。

 

 

 

まず、山本七平の『勤勉の哲学』によれば、「働くこと=仏行」である。

 

禅僧であった鈴木正三という方の記録を引用したい。(『四民日用』より)

 

 

 

 

 

何の事業も皆仏行なり。人々の所作(しょさ)にをひて、成仏したまふべし。仏行の外成作業有るべからず。一切の所作、皆以って世界のためとなる事をしるべし。

 

 

 

 

 

 

 

このあとに武士も、農民も、商人もいなくては世界が成り立たないためすべては、成仏できる善き行いだという論が続いていく。

 

 

 

 

 

 

この記録が述べていることを一言で言えば、「世界のため」「世のため」になっているのであれば、すべてまっとうな「仕事」で「成仏できるよ」ということである。

 

 

 

 

 これを噛み砕いていくと見えるが、「あなたが働きたくない理由」の一つは、後ろめたさ(仏に背く感覚)があるのではないか?

 

 

 

 

 

 

 

例えば、生命保険や損害保険を離職する人が多い理由として、労働環境もあるだろうが、「後ろめたさ」もあるかかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

というのも彼らの仕事は、如何に高い保険にいれて手数料をとるかであり、何かがおこった時に如何に支払いを拒否するかが重要となっている。

 

 

 

 

 

極めて、背徳的と言わざるをえない。

 

 

 

だからこそ、平均年収がのき並み高い業界であるにもかかわらず、実態を知り辞めていく人が多い。

 

 

book-shohyou-blog.hatenablog.com

 

book-shohyou-blog.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

他には、化粧品業界などもその筆頭かもしれない。

原価数円のものを数千円数万円で売りつけるとんでも集団だ。

 

 

 

原価率は、0.5%程度のものも沢山あるといわれている。

 

 

 

  

資生堂などは、その筆頭で、ただの石油を色付きのボトルに入れて中身をよくわからないようにし平然と人の肌荒れを助長する。

 

 

 

 

 

「夢を売る仕事」という妄言が化粧品業界には、はびこっており笑えてくるが、「お前らは石油ではなく、ちゃんとした化粧品を売れ」と言いたくなる惨状である。

 

 

 

「往復ビンタ商法」というのを調べるおもしろい。

 

 

 

 

 

 

話を戻すと

 

「何かに背いている感覚」「誰かの役に立っていない感覚」を持ってしまったことが、あなたの精神を蝕み、「働きたくない」につながっている

 

 

 

 

そうなったなら、やめるべきだ。

 

 

 

 

まさに破滅への輪舞曲

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2.「働く」とは極めて尊い行為〜神道から〜

 

次に神道を見ていきたい。

 

神道とは、まず、「神教」という呼称をしない意味で、宗教と言って良いのかわからないが、ここでは、便宜上宗教と呼びたい。

 

 

 

 

 

神道は、「八百万神(やおよろずのかみ)」という言葉を聞いたことがあるかと思うが、多神教だ。

 

 

 

 

要するに、世の中のあらゆるものに神が宿ると考える宗教で、あらゆる宗教と一線を引いている。

 

 

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これ、全部神であるが、外国人からすれば、ぶったまげる絵である。

 

 

 

 

 

「商売繁盛の神」もいるし、「縁結びの神」もいることが日本人にとって至極当たり前だがこれは、世界的に見れば、「ありえない」現象だ。

 

 

 

 

 

 

 八百万から派生し、億千万の神がいる。

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 宗教観の話に移りたい。

 繰り返しになるが、神道とは、突き詰めれば、あらゆるものに「神」が宿ると考える宗教だ。

 

 

 

 

 

これは、「働くこと」は「神を作る行為」という話にもつながっていく。

例えば、お米を作れば、「神をつくった」と言えるし、机を作っても「神を作った」となる。

 

 

 

 

 

 

 

だから、「沢山働くこと」は、「たくさんの神を作ること」を意味し、それだけで、「尊敬に値する」のだ。

 

 

 

 

 

 裏を返せば、あなたが働きたくない理由は、「実態のないもの」を動かしているからではないか?

 

 

 

 

 

いわゆる「投資銀行」「金融機関」「商社」などは、年収が高く昨今は、人気企業ランキング上位に名を連ねることが当たり前である。

先ほどの「生命保険」なども例にもれない。

 

 

www.nikki.ne.jp

 

 

 

しかしながら、入ってみて「働く」ということとの根源的矛盾を感じている人が多いのではないか?

 

 

 

 

 

私は、これらのところで働いたことがないのに言うのも恐縮だが、この「何か言葉にはしにくいけど感じている違和感」の1つに、日本人の神道的精神に反しているがゆえの拒否感があるのではないかと考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実態のないものを動かすだけ」というのは、きわめて日本人固有の「仕事観」に反している

 

 

 

 

 

 

「金のために魂を売れる人」

「なにも知らない人」

「日本人を名乗る偽物」

 

 

でなければ、つらい仕事だと私は思うのだ。

 銀行は必要なんだけどね。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、二つの宗教には共通して言えることが有る。

 

それは、日本人にとって「働く意欲」は経済的合理性以外になにもない場合途端に失われるものであるということだ。

 

 

 

 

 

だが、現状は、どうだろうか?

 

 

 

冒頭の日経の調査であったが、若者の7割が「ライスワーク」に甘んじている。

 

 

 

 

 

「金に魂を売る」ことが多数派となりつつ有る現在の世の中は、そりゃ「働きたくなくて当然」といえる。 

 

極めて危機的状況だ。

 

 

 

 

3.歴史を学ばなくてはならない 

 

 

このブログで何回か書いてきたが、今、多くの人達が、「働くこと」を後ろ向きに捉えている理由が、「日本人の価値観」をしらないからではないかと私は分析している。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

今「働きたくない人」がすべきことは、「歴史を学ぶこと」だ。

 

 

 

 

 

巷のビジネス書は、「西洋的価値観」を基に書かれているのがほとんどで、「労働=罪」という価値観に染まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人にとってフィットしない価値観をいくら必死に取り入れようとあまりポジティブには作用しない。

 

 

 

 

 

 

 

また、自己啓発本やビジネス書だけが、「自己啓発」する方法ではない。

 

 

 

我々は、「日本人」なんだ。

 

その日本人について知らないことは愚かというほかない。

 

 

 

 

歴史を学ぶことで、 「働く」事を前向きに捉えられるか、そうなるような仕事を選択できると私は考えている。

 

 

 

おもしろきことなき世を面白く

 

 

 


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