私は高杉晋作

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私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

「生命保険入っとこうかな」はギャンブル好きより馬鹿な理由

 

 

 「生命保険なにかはいろうかな」と考えたことくらい皆さんあるでしょう。

 私自身あります。

 

 

 

日本の生命保険の世帯加入率をご存知でしょうか?

 

アメリカ50%

イギリス36%

ドイツ40%

フランス59%

日本90

 

 

とんでもなく高いと思いませんか?

これはもちろん国が運営している健康保険は含みません。

 

 

 

 

 

日本のGDP国内総生産)はだいたい550兆円ほどといわれていますが、生命保険はそのうち40兆円あるといわれています。GDP7~8%です。つまり、日本で生み出された付加価値のうち一割弱が生命保険に向かうのです。(ちなみに自動車が11%くらいです。)

 

 

日本人は保険が大好きということがこれらの数値からわかりますね。

この加入率なら今入っていない方も将来的に入る可能性が高いと思います。

 

 

 

 

ところで、「生保はギャンブルだ!!!」という山口揚平氏のコラムに生保とギャンブルの還元率を比較した記事があります。

 

ギャンブルのバック率(いわゆる期待値です)

パチンコ80%バック

競馬75%バック

宝くじ50%バック

生命保険40%バック

 

 

宝くじを毎年買っているあなたならわかるかもしれませんが、あの宝くじよりあたらないのです。(還元率がひくい)

 

 

この還元率で、本当に頼れる存在といえるでしょうか??

 

 

 

今回岩瀬大輔氏の著書を使って「なぜこれほどまでに日本人は生保にだまされるのか」3つの観点からまとめました。

 

1.「相場感がわからないこと」

まず、一つ目が相場感が良くわからないことにあります。これには二つの意味があります。

 

 

1つ目は、普段料理していない亭主がスーパーに行っても「これが高い」「これが安い」がわからないのに近い感覚です。「普段買わない」ので相場感がわからないのです。

 

人生で1~2回買えばいいほうでしょう。

 

 

2つ目は、本屋さんに行って新書が800円だとしましょう。「これは安い」「これは高いかな」

の判断はつかないと思います。つまり、「比較対象がないから」相場感がわからないのです。

 

 

 

 

本というのは読むまで中身がわからないですし、全く同じ内容の本で違う会社から出版しているものなどひとつもありませんから、比較できないのと同じです。

 

 

 

 

 

 

 

よくわからないで、「激安」と書かれた500円のキャベツを買ってくるくらいなら女房が怒るくらいで済みますが、それが30年で800万円払うような保険だったら笑えないでしょう。

 

 

 

2.「商品がよくわからないこと」

「どの保険に入るべきかわからない」という人が多いと思うのですが、わからないのも当然です。

 

 

なぜなら商品がどういうものかわからないからです。

 

 

 

 

本著には驚くべき調査がのっています。

調査対象の80%以上の人が「自分が今入っている保険内容への理解に不安がある」と答えたという驚くべきデータがありました。

 

 

例えば主契約以外に付帯される特約というものに以下のようなものがあります。

 

 

特定損傷特約

新入院医療特約

疫病障害保障定期保険特約

 

 

もはや意味不明笑

 

 

 

 

 

 

 

この特約についてどういったものがあてはまるのかを別紙にとんでもなく小さな字でばーっとかかれていたとして、そんなものが頭に残っているでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもこの意味不明保険は営業職員すらすべての商品内容を理解していないことが多いと岩瀬氏は述べます。

 

 

 

 

このわからない理由は、「消費者の不勉強」もあると思いますが、最大の理由は、「生保各社が意図的にわからなくしているから」という結論に尽きます。

 

わかったら料金を切り詰めようとされるので、困るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下はライフネット生命の定期保険なのですが、死亡保障500万円だけだと月額たった669円なのです。(別にまわし者ではありません笑)

http://hoken.kakaku.com/insurance/gla/tk/CompanyID=104/ItemID=104013/PlanID=104013002/InsuredAge=23/InsuredSex=1/

 

 

 

同様の料金設定の保険がアクサ生命オリックス生命などにもありライフネット生命だけがすごいのではありません。

 

 

 

 

生命保険は、月何万円もかかるイメージをもっている方もいると思うのですが、シンプルにすればここまで安いのです。

 

 

 

 

 

ここまで単純な保険だと「どういう保険に入っていますか」に即答できるでしょう。

自分がわからないレベルでオプションを付けすぎて、多額の保険料を払っている人は一度見直したほうが良いと思います。

 

 

 

 

不払い問題で表面化しましたが、保険会社は「請求がなければ払わない」というスタンスです。

 

 

 

 

ということは自分自身が保障内容を把握できない保険に入ることはただの無駄金をはたいているとしかいえないのではないでしょうか。

 

 

 

 

3.最後に

日本というのは、世界でまれに見る「皆保険」の国家です。

 

 

つまり、当たり前と思われるかもしれませんが、生命保険に入る前から保険に入っているのです。

 

 

 

 

 

その保障内容は、「3割負担」だけではないのです。

これだけでも十分すごいが

 

 

 

 

どれくらいすごいかというと、「高額療養費制度」というのをご存知でしょうか?

月額の自己負担が10万円程度までという上限をセットする制度です。

 

 

 

 

 

がん治療で入院したとして、300万円かかったとしても3割の90万払うのではなく、10万+αでいいのです。

 

 

 

 

この高額療養費制度の認知度は、きわめて低く20~30代で2割程度の認知度しかありありません。40~50代でも3割程度です。(内閣府『家計の生活と行動に関する調査』、2006)

 

 

 

 

 

加えて、国の社会保障制度には、幼い子供がいる家庭で働き主が死んだ場合でも保証してくれる「遺族年金」というものがあります。

 

 

毎年100万円程度子供が独立するまでもらえます。

 

 

 

 

 

こういったとんでもなく優秀な保険制度がわが国にはありますから、巷の生命保険は補助的なものだと考えて十分なのです。

 

 

 

一概にギャンブルと比較するのは不適切かもしれませんが、馬券を買うより分が悪いものに何百万とつぎ込む人たちは、「ギャンブル好き」を馬鹿にする資格がないといえませんか。

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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