私は高杉晋作

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私は高杉晋作

頭がおかしいと言う人が「頭がおかしい」

男尊女卑はどうしてなくならないのか?

男女雇用機会均等法が1985年に出来てから30年経ちました。
ただ、本当に男女平等な世の中になったと思いますか。
 
 
 
 
 
 
 
どうもそうではない、、、と思うひとが多いでしょう。
 
 
 
 
 
今回は、この著書を使って3つの観点から男尊女卑について考えてみたいと思います。
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1.そもそも男性優位のルーツってなんなの?
 
2.男尊女卑はなぜ根強いの?(男女平等という幻想)
 
3.男尊女卑に陥らない方法は?
 
 
 
 
 
 
 
 
1.そもそも男性優位のルーツってなんなの?
 
 
「男性優位社会」「男性社会」と言われていますが、理由を考えずに私達は、受け入れがちです。
 
 
なぜ男性が優位なのか?と聞かれると答えに詰まってしまいます。
実は、これを知ることが男尊女卑の全貌解明につながっていきます。
 
 
それを知る手がかりとしてフロイト精神分析理論を著者は引用します。
長いので、簡潔に言いますと「ファルスの有無こそが蔑視を決定づける」と述べます。
ファルスを持っていることが男に優越感を与え、女性を蔑視の対象とするということです。
 
で、ファルスって何よ?となります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ファルスとは簡単に言うと「ちんこ」です。
 
この言葉を聞くとなんかやらしいということをイメージしてしまいます。
ただこのいやらしいと思う気持ちは、生後に養われる感覚です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つまり、フロイト曰く、男女ともに「いやらしい」と思う前の段階で「ファルス有無による優位性」を体験すると述べます。
 
 
 
そのプロセスを追いかけてみます。
小さな男の子というのはすべての人間にペニスがあると考えています。
しかし、ある日、男の子は、女性にモノがないことを知ります。
 
 
 
この事実は、男の子に「持っていること」の優越感をもたらします。
これが女性の蔑視に繋がる根源だと述べられます。
 
 
 
 
「そんなことあるわけがない」と男女ともに考えてしまうと思います。
 
 
 
わかり易い例が露出狂と言われています。
 
 
女性の前で性器を露出した男が年間に結構な回数報道されますが、あれは、男性器を女性にみせ、悲鳴を上げて逃げていく姿をみて優越感を感じようとする心の動きがあるようです。
 
「ファルスの優位性確認」ということですね。
 
 
 
 
 
一方女の子の心理はどうなのか。女の子も自分にモノがないことをある日知ります。
女の子もこの事実に劣等感(羨望)をいだきます。
 
 
 
 
 
 
女性がファルスへの羨望を3つの形で示すと著者は述べます。
 
 
1.性愛の一切の拒否(シスターとか尼さんになるパターン)
2.男らしさの強調(男と同じかっこをするなど)
3.ファルスがほしいという欲望を子どもがほしいにすり替え
 
 
 
1番は、いわゆる上野千鶴子みたいなフェミも含まれると思います。
2番は、クラスに何人かはいた勝ち気な女の子です。
3番目よくわかんねえって思うと思うのですが、ほとんどの女性はこの3番目に該当するようです。(詳細は本著で)
 
 
 
 
 
 
まとめると、「ファルスの有無が男尊女卑のルーツ」ってことです。
ファルスってそんなすごいのか。。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
2.男尊女卑はなぜ根強いのか?
 
いくつも理由はあると思うのですが、それとなく有力な論を二つ書きます。
 
 
 
 
 
 
 
1つ目はルーツのところでお話が出ましたが、「男尊女卑の片棒は実は女性自身が担いでいる」というのが大きな理由です。
つまり、女性がファルスに羨望を抱いているということが、男性優位の引き金になっているということですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
2つめは、「理想の女性像」といわれています。
ここからの話は、わりと儒教社会に限定された話になります。
生得的な美人などを除いて、昔から女性が良いとされるのは、「控えめで愛嬌がある」という性格です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たしかに、一部の会社を除いて日本の会社で評価される女性というのは、今もこういう古風な性格の女性であることが多いです。
つまり、ぐいぐい来るキャリアウーマン系女子は、「あっ。フェミだ」みたいな見方をされてしまうわけです。
男性の脅威となる女性は評価されないというのが根底にあるのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
グイグイ行かないと出世できない(競争に勝てない)のに、それだと上司から評価されないというなかで今の女性は働いているということです。
 
 
 
めちゃくちゃ出世しにくいやんという話ですね。
 
 
それならはじめから出世なんて目指さずにいようと思う人がいても不思議はありません。
ただ、男の場合無意識なので、「女子はもっと出世をめざせよ」なんて思っているのでしょう。
 
 
 
まとめると、男尊女卑はなぜ根強いのかというと「女性が片棒を担いでいるということ」と「男と女の間で築かれる無意識の優劣関係」というところにあるようです。
 
 
 
 
3.男尊女卑に陥らない方法は?
 
 
 
ただ、女性も平等を求めてないならそのままでいいじゃんというのはあまり賛同できません。あくまで、男性側がそれを助長している側面があるためです。
 
 
 
なので、最後にそういった経緯を踏まえての男尊女卑に陥らない方法を考えてみます。
 
著者の結論のなかでなるほどと思った二つを紹介します。
 
 
 
 
 
ひとつ目は、やや投げやりな感がありますが、「わかりあえなさ」の相互受け入れです。
 
 
まず、男性はここまでの流れからもわかりますが、プライドの塊です。
 
 
 
だから、女性は男をウソでもいいので褒めると良いと思います。
(肩書とか、役職とか)
 
 
 
そうするのが、男性とカドをたてない最良の方法なようです。
(それに抵抗があるなら、上野千鶴子勝間和代路線に行くしかありません。)
 
 
 
男にこびたくないという意見がかえってきそうですが、残念ながら、男全員の意見をひっくり返そうという行動は、コスト的に現実的ではありません。
 フェミニズムはそれをしようとして、女性にも嫌われています。
 
 
 
 
 
 
 
 
もう一つは、「親と距離を取ること」と述べています。
 
 
 
 
女性はこうあるべきとか男はこうあるべきを幼少からすりこまれているものなので、大人になったら、少し距離をとるべきと著者は考えています。
 
 
 
 
 
 
 
本著をまとめると、「男はこうとか女はこうみたいなフィルター」と「親によって刷り込まれたフィルター」双方から逃れることが重要なようですね。
 
 
 
 
 個人的には、そういった無意識の行動をとっていないか普段から気をつけようとおもいます。
読んでいただきありがとうございました。